ご注文はうさぎですか? 7巻の感想 (※ネタバレ注意)

全て

あらすじ

大人気喫茶店日常4コマ、第7巻が登場!

喫茶ラビットハウスにやってきたココア。
実は、そこが彼女が住み込むことになっていた喫茶店で…。

すべてがかわいい世界で繰り広げられる、
たくさんの人達との交流。
「癒やし」と「笑い」をたっぷりご提供!

評価

項目評価
おすすめ度4.0
百合度4.0
恋愛要素2.5
ストーリー3.8
日常5.0
ギャグ2.5
シリアス1.0
作画4.5

※私的な評価ですので、ご参考までに

感想

新年が始まり、ガレット・デ・ロワを食べることになります。ガレット・デ・ロワは実際に存在するフランスの伝統菓子で、1月6日の公現祭で食べられるそうです。中にはフェーヴ(Fève)という陶器を入れるものらしいですが、誤飲を防ぐために最近ではアーモンドを使う場合が多いようです。本作では、指輪が使われており、案の定引き当てたチノはガキッとなってしまいます。
王になったチノは、卒業旅行の提案をします。まずは受験が終わってからなので、先の話にはなりますが、話がまだまだ続きそうで安心です。

シャロの舞踏会

シャロがリゼに誘われて舞踏会に参加することになります。
ドレスがないと縋るシャロを、ココアとチヤがシンデレラに変身させます。

直毛のシャロも可愛いです。
そして、舞踏会場に到着したシャロでしたが、何故かみんな仮装をしていました。しかも、着ぐるみを着たココアもついて来てしまいます。会場を間違えたかと不安になっていると、凛から厳しい校則や令嬢の風格から解放される為の催しだという説明があります。リゼのおかげでこの学校のおかしなところや楽しさに気づくことができて、お礼をしたいと思うシャロですが、肝心のリゼを見つけることができません。ベンチで一人泣いていると、着ぐるみのココアに肩を叩かれます。吃驚しているシャロを笑う着ぐるみに怒って、被り物を外すと、ココアだと思っていた着ぐるみは、なんとリゼでした。

リゼは、探し回っていたことに気がつけなかったことを謝り、卒業しても一緒に遊んで欲しいと告げますが、さて、どうしましょうと不機嫌そうなシャロです。シャロもリゼに対して冗談や軽口を叩けるよになったようです。また一つ距離が縮まったと思ったところで、まさかの伏兵が登場です。

リゼは罪作りな女です。

マヤの特待生試験に必要なPR動画を撮ってチマメ隊の結束を深めたり、バレンタインのチョコ作りをしているうちに、いよいよ受験日が近づいてきます。

ココアは、チノがマヤやメグと同じ学校を選ばなかったことを気にかけていました。チノは学校の雰囲気が気に入ったからとキッカケを話し始めます。ココアのように外部からの生徒もたくさんいて、いろんな人を知りたいと語るチノの成長が窺えます。

そして、同衾する二人。てえてえ……。

そして、合格発表も終わり、卒業のシーズンになります。
リゼは、他の女生徒からの人気も絶大で、制服のボタンを狙われることになりますが、そんなリゼを見て、ボタンを諦めていたシャロに吹き矢部部長ことユラがリゼのスペアのボタンをプレゼントします。

しかし、リゼはシャロのためにボタンを一つ死守していました。
わざわざシャロのためにボタンを残すって、これもうデキてますよねぇ。

チマメ隊も卒業して、それぞれの道を歩んで行きます。
高校生といえば、ココアが木組の街に来た時が高校一年生なので、丁度1話のココアと同じ年になることになります。チマメ隊は高校生にしては幼過ぎないかと思いましたが、1話目のココアも今見返すと大分子供なので、精神年齢は案外丁度良いくらいなのかもしれないです。
そう考えると、みんなの成長を感じられますね。

そして、新学年!! の前に、旅行編が始まります。相変わらずドタバタな面々ですが、着実に成長して未来に向かっています。この旅行でもどんな物語が待っているのか楽しみです。

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