ご注文はうさぎですか? 11巻の感想 (※ネタバレ注意)

全て

あらすじ

大人気喫茶店日常4コマ、最新11巻が登場!

木組みの街では、ココアたちのきらきらとした思い出が紡がれます。

すべてがかわいい世界で繰り広げられる、
出会いと別れ、友情や成長、
さまざまな交流をどうぞお楽しみに。

評価

項目評価
おすすめ度4.0
百合度4.0
恋愛要素3.0
ストーリー3.8
日常5.0
ギャグ2.5
シリアス1.0
作画4.5

※私的な評価ですので、ご参考までに

感想

ブラバの社長令嬢であるエルとナツメですが、親のコネではなく自分たちの力で合格したいということで、バイトの面接を受けることにしますが、なんと不採用になってしまいます。不採用になったのには理由があったのですが、面接のリベンジに向けて他の店でのレベルアップ計画が始まります。
ということで、色んな制服の神沙姉妹が見れて眼福です。

そして、フユと神沙姉妹、そして神沙姉妹が落ちた採用枠に受かっていたユラで、ブラバ組結成です。ブラバ組温水プールに行ったり、友達の輪がどんどん広がっていきます。ユラがこんなにメインで出るようになるとは思っていませんでしたが、リゼ、シャロ、ユラの三角関係が面白いです。普通の百合漫画ならユラは噛ませ犬ポジションですが、ごちうさは日常メインなので、どういった関係性になっていくのかも楽しみです。

メインストーリーでは、ココアが昔の夢を見ます。幼い頃に木組みの街に来た時、迷子のココアを助けてくれたのは、魔法使いを名乗るチノのお母さんでした。

そして、チノが年下の女の子に道案内をしているのを見かけたココアは、チノの成長に感動しますが、チノは誰かさんの真似をしているだけだと言います。

魔法使いに憧れていたココアがチノにとっての魔法使いになっているのはエモいですね。

プロカントで買った小物入れに入っていたシストの地図を見つけたココア達は、海に行くことになりますが、その地図の裏には USAGI & CHOKO の文字がありました。
シストも終わり、一泊して帰ろうとする一行ですが、ココアは街とは反対の電車に乗り込みます。いいタイミングだからこのまま実家に寄ることにしましたとサプライズするココアでしたが、チノも一緒に乗り込んでしまいます。まじてえてえ……

そして、チノは自分の母とココアの母が友達だったことを知ります。

今度うちにも遊びに来てくださいと誘うチノに、タカヒロさんに嫉妬してしまうからとやんわりと断ります。ウサギとチョコの関係性が垣間見えて、百合好きとしては複雑ですが、この二人がくっ付いていたらココアとチノもいないと思うと、うーん……。それにしても、ココアのお父さんは旅行の時に登場していますが、大人しそうな雰囲気で子供を4人も作るとは、けしからんですね。

本巻の序盤でのココアが魔法使いに憧れた夢とは対照的に、終盤ではチノはおじいちゃんに憧れる夢を見ます。ココアが新しい夢に向かって進んで行くように、チノにも新しい夢ができていました。
そして、それを耳にしたおじいちゃんは、安心してこの世を去ることができました。

いやー、遂にここまで来たかという感じですね、前々から不穏な発言がありましたので、こうなることは予想していましたが、いざおじいちゃんがいなくなってしまうと寂しいものですね。
ほのぼのとした日常系漫画でありがなら、キャラクター達の成長をしっかりと描いていく本作は、普段日常系4コマを読まない人でも楽しめる作品だと思います。アニメがあれだけ流行ったのも納得です。

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