あらすじ
「好き」が分からない。
茉白への気持ちが「嫌い」から「好き」に変わった凪紗。
でも、まだ顔は見られない―。
繊細な描写で好評を博した濃厚百合世界、第2巻。
評価
項目 | 評価 |
おすすめ度 | |
百合度 | |
恋愛要素 | |
ストーリー | |
日常 | |
ギャグ | |
シリアス | |
作画 |
※私的な評価ですので、ご参考までに
感想
茉白との関わりの中で、「嫌い」が「好き」に変わっていたことに気が付く凪沙ですが、茉白とうまく目を合わせることが出来なくなってしまいます。そんな折に、生徒会長の水希に茉白のことが好きであることを言い当てられますが、自分の気持ちを理解できていない凪沙は戸惑ってしまいます。
第二巻は、そんな凪沙が自分の好きという感情と向き合っていくお話になります。
今巻も前巻に負けず劣らずのイチャイチャっぷりです。
授業にあまり出れていなかったであろうせいか、勉強が苦手な茉白に凪沙が勉強を教えますが、テストに間に合わず、凪沙の家でお泊まりで勉強会をすることになります。
凪沙の妹達と仲良し勝負をしたり、てえてえの暴力が襲いきます。

好意を隠さずに伝えてくる茉白に対して、凪沙も自分の好きがどういう好きなのか理解していきます。
そして、どんどん素直になっていく凪沙が可愛すぎます。

自分の好きに気がついた凪沙は、その気持ちを素直に伝えます。
そして、凪沙の好きに対しての茉白の好きは……。

濃厚百合世界と謳うだけあって、最初から最後まで百合百合な展開です。
電車で読むとニヤニヤしている変質者として通報される恐れがあるので、家で一人の時に読むことをおすすめします笑
そして、新たな百合も登場します。

生徒会長の水希は保健室の先生である朱里のことが好きで、猛アピールをしますが、先生という立場故に相手にされません。好きという気持ちが否定される辛さを知っている水希は、凪沙に後悔しないように踏みとどまるように助言します。そんな水希に、「やめましょうよ 自分が望み通りになれないからって後輩にあたるの」と、凛里という名の生徒まで参入してきます。
凪沙達の恋の行方に、益々目が離せないアネモネは熱を帯びる第二巻です。
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